[完] スマフォン忍者 HISANO
これで、寿乃と王路たちの距離は六メートルほどになった。
だが、それでも、昨日の夜練習した距離より短い。
練習より距離が短ければ、力加減が変わってしまって、それがもとで失敗する可能性がある。
――まぁ、これ以上時間稼ぎしたら、遅れるし。
しょうがないか・・・。――
仕方なく、寿乃は胸ポケットからシャーペンを取り出す。
そして、ピッチャー寿乃投げました!
シャーペンは、まっすぐに王路に向かっている。
そのまま王路の髪飾りに当たったぁ!
寿乃から見て、右から左へとシャーペンは動き、そしてUターン。
今度は寿乃に向かって飛んでいる。
手を伸ばせるところまで迫ってきたら、華麗にキャッチ。
寿乃は今何をしたんだと、皆さんは思うだろう。
答えは、王路の髪飾りに盗聴器をつけていた。
果たして本当についているのか。
そっちの方が問題だ。
だが、それでも、昨日の夜練習した距離より短い。
練習より距離が短ければ、力加減が変わってしまって、それがもとで失敗する可能性がある。
――まぁ、これ以上時間稼ぎしたら、遅れるし。
しょうがないか・・・。――
仕方なく、寿乃は胸ポケットからシャーペンを取り出す。
そして、ピッチャー寿乃投げました!
シャーペンは、まっすぐに王路に向かっている。
そのまま王路の髪飾りに当たったぁ!
寿乃から見て、右から左へとシャーペンは動き、そしてUターン。
今度は寿乃に向かって飛んでいる。
手を伸ばせるところまで迫ってきたら、華麗にキャッチ。
寿乃は今何をしたんだと、皆さんは思うだろう。
答えは、王路の髪飾りに盗聴器をつけていた。
果たして本当についているのか。
そっちの方が問題だ。