[完] スマフォン忍者 HISANO
「もしこれで捕まってしまったら、ふうの家は大変になる。

 マミーが悲しむ。

 家計の担い手が居なくなるかもしれないよ。
 だから…」

「見逃してほしいんでしょう?」

 急に風花の表情が明るくなる。

 コクリっと元気よくうなずく。

「もうそうはいかない。」

 さっきよりは怖くない。
 でもあまりにも冷たい。

 風花はさっきよりひどいショックに浴びさせられた。


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