ROSE~AI (ノンフィクション


夕方になり、一階が騒がしくなって来た。


パタパタと階段をのぼる足音が聞こえたと思ったら


コンコン
ガチャッ

「失礼しまーす」

制服姿のリアが顔を出した。

「ノックする意味ねーしっ」

白井がボソッと言ったけど、うん、まぁその通り

リアらしいけど。


「あ、ラブラブ中でしたかぁ?」


「「・・・・・」」


「今日はリアがご飯作りますからねー!でね?愛美ちゃんご飯の炊きかた教えて?」

満面の笑みでそう言われたら、頷くしかない。




一階のキッチンに立って、とりあえず何から教えていいのか・・・悩んだ


「米は何?どの位入れるのっ?」

「何合炊くの?」

「何?何合って?」

「・・・・・」

どーしたらいいだろうか・・・






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