ROSE~AI (ノンフィクション
真夜中。
リアはアタシのベットですっかり夢の中。
その寝顔を眺めてから、そっとリビングに足を進めた。
みんな明日は学校と仕事で早いから、結局泊まりになった。
こんな日は、逆に一人じゃなくて良かったかもしれない・・・
ガンッ!
「・・・・・・!」
リビングのソファー
祐樹が寝返りを打つついでにソファに蹴りを入れた。
一瞬ビクッとしながら、冷蔵庫の扉を開いてミネラルウォーターを取り出す。
「寝れないの?」
「・・・・・!」
振り返ると那智が、ソファーから上半身を起こしてアタシを見てた。