ROSE~AI (ノンフィクション
「愛美・・・?」


ベットから起き上がり、畳んであった制服に袖を通した。


「行かなきゃ。」


「なっ・・行くって・・」


堂々と着替え始めたアタシに、怯みながら那智はとめる。


でも・・・


「行く。」


行かなくちゃ何も終わらない。











そうだったね?

この時アタシ、


何もかも終わらせに行ったはずだったのに


まんまとアンタの策略にハマッタ気がする。


笑っちゃう。


こんな想いしなきゃいけないなんて。


聞こえてるなら責任とってよ。


ねぇ?








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