パパ、分かってください
プロローグ
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パパ、分かってください


あの日
あの時

ボクに残された手段は
あれだけしかなかったと


お願いです


いつからボクは
間違った道に
進んでしまったのでしょうか?


それすらも
今のボクには
よく分からない


もしも違った未来があったなら

考えずにいられないのは

ボクの弱さの証なのでしょうか


・・・パパ
ボクはもう後悔したくはない
後悔などしないと固く心に決めたのです


でも
パパ

ボクは
わたしは

今でも
あなたに憧れています

それだけは
ずっと変わらない

ずっと……


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