パパ、分かってください
ボクとクリスさんは、隣同士だったようだ。

いつのまにかクリスさんは用具をそろえていた。

ボクがそれに気づいて、もう勉強しましょうか、
と提案したらそうね、と
言ってお互い勉強に集中した。


勉強は、はかどった。


期せずしてクリスさんと話した事で、
緊張が緩和されたようだ。

教科書の内容も頭に入っていったし、
ノートの内容も頭の中で復唱できた。
< 34 / 44 >

この作品をシェア

pagetop