【短編】甘々彼氏はお子様です?!
「俺も動物園に行こうって
誘おうと思ってたよ。
美春も覚えててくれたなんて
嬉しいな。」
そう微笑むと、美春の顔が一気に
またリンゴになって、こう言った。
「やっぱり明のこと大好きッ//
ねぇ、キスして?」
俺は美春に言われたように
優しく唇を重ねた。
美春の喜ぶことなら
いくらでも言えるのに
また一つ美春に嫌われてほしくない、
という思いで嘘をついてしまった。
こんな自分がいつもイヤになる・・・。