○○が○○い人【キセコン】
「あの時の稲本君、なんて言うか度量があるっていうか、器が大きくて素敵だったなぁ。ま、寿晴君ほどじゃないけどね…。」

島橋はのろけモードに入っていた。

「めぐ…、今なんて言った?」

「えっ!?寿晴君ほどって。」

「違う、その前!」

「えっと…素敵だったって。」

「もう一つ前!」

「器が大きい…。」

「そう、それ!」

「それ!?………あっ、器が小さい!!」

新山が大きく頷いた。
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