約束



一人で帰る帰り道


別に寂しくはなかった。



一人で帰る、と言うことに慣れていた。






でも、なんだろう…

なぜか、誰かに見られているような気がする



怖い――――――

いきなり、恐怖心が募ってきた。




私は走った。


でも、恐怖心は消えない。
消そうとしても増えていくばかり






さっきよりも見られているような気がして―――






< 20 / 62 >

この作品をシェア

pagetop