郵便屋さん。

・宣戦布告

 




着いた先は


あの時の公園。




「いた、蒼山さん…」




あたしの足音に気付いたのか


ベンチに座っていた
蒼山さんが振り向く。





「―…なに?話って。」




口調はどこか冷たい。



そりゃそうだ。
嘘つき呼ばわりしたような
ものなんだから。



もうあたしなんかと
関わりたくないよね。




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