キミの言葉、ボクの声
キミの少し茶色い大きな瞳の中にボクが映っていたあの頃。
毎日がキラキラと光を浴びているように輝いて楽しかった。
いつか…、きっといつか別れが来る事は解っていたけど。
それでもキミと通じ合えてるんだとボクは信じていたんだ。
「リョウ〜、ボールであそぼー」
「うんっ」
キミとボク。
暗くなるまでいつも一緒に遊んだよね。
イタズラして怒られた時も、
寂しくて泣いた時も、
嬉しい事があった時も。
…いつも一緒だった。
幸せ、だったよ。本当に…。