モノクロ思考
「その髪型いいねー。」
高校2年になった日。
人懐っこい笑顔で話しかけて来た、隣の席の男子。
それが石田だった。
後から分かったのは、
石田は私と音楽の好みがとても似てるってことと、
駅前のファーストフード店でバイトしてるってこと。
そしてそのバイト先に、同じ歳の彼女がいるってこと。
他の友達から、石田の彼女は髪が長くて可愛い子だって聞いた。
「その髪型いいねー。」
私にそう言った石田の笑顔を思い出して、なんとなく胸がモヤモヤした。
高校2年になった日。
人懐っこい笑顔で話しかけて来た、隣の席の男子。
それが石田だった。
後から分かったのは、
石田は私と音楽の好みがとても似てるってことと、
駅前のファーストフード店でバイトしてるってこと。
そしてそのバイト先に、同じ歳の彼女がいるってこと。
他の友達から、石田の彼女は髪が長くて可愛い子だって聞いた。
「その髪型いいねー。」
私にそう言った石田の笑顔を思い出して、なんとなく胸がモヤモヤした。