野球部と吹奏楽部―夏の日の思い出―


点を入れた後、ベンチでみんなとタッチする。


勇樹の隣に座り力強く呟く。







「俺、好きだわ
田浜のこと」





田浜の方をちらっと見る。友達と笑顔でこっちを見ていた。




「そっか」



勇樹の機嫌のよさそうな声が耳に届く。



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