王子様と秘密ごと





「」
あまりの声のでかさに耳がちぎれるかと思った。


目の前の波岡くんすら顔を歪める始末。




もっと歪めやがれえええええええ!なんて


頭がおかしくなりかけてハッとした。





「はい。もしもし。私でございます。」



「あんたってやつは!体育万年2のくせに!早く練習来なさい!」


あの頭が少々寂しげな某アニメのお父さんのように怒鳴り付ける友人。


ヤンキーの方の、ほら、そう。あの子。







、ていうか万年2ってなんでばれてるんだ?!


いやときどき3あるし!頑張れば3だし!








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