*Voice Love*【完】
本当は私だって
彼氏が欲しいよ
一緒に手繋いでデートとか
お互いの家で遊んだりしたいんだもん
「はあぁ、なんだよそのネガティブ発言」
そういうと私の頭をぐしゃぐしゃにして
指で涙をふき取ってくれた
「な...んで、優しくすんのよ」
「別に優しくなんかねえよ
ただ、泣いてるから慰めてるだけだ」
それが慰めてるの
「もう...そんなこと言ったら
とまんなく...なるじゃん...」