*Voice Love*【完】





一瞬にして力が入らなくなり




落とした皿が割れる音すら

聞こえなくなるほどパニックになった






「い、イヤッ!!」


「沙希!?どーした。大丈夫か!!」






急いで駆けてきてくれた奏弥君の

腕をギューッと握る






「沙希??」

「っ...」






そう


私は

雷が大の苦手





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