*Voice Love*【完】




その家が

自分の家と同じような形をしてたからかもしれない



妙に

身近に感じて




それからは

少しの雷の音でも




パニックになって

体に力が入らなくなる






「イヤだっ。奏弥君...怖いよ」




握っていた手の力を

また強くする



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