*Voice Love*【完】




自分の伝えたいことが

うまく伝わらず




なんだかイライラしていた





「はぁ...」


「ため息つきたいのは俺だっつぅの」





もう

こんな冷たい奏弥君知らない!!





私は

奏弥君の手を振りほどき



走ってその場から逃げた







ほぼ

家まで全力疾走




胸が苦しいのは


走っているせいじゃない




< 290 / 413 >

この作品をシェア

pagetop