*Voice Love*【完】
「どーぞ」
「お邪魔します」
はあぁ
なんでこんなイケメンな人が
私の家庭教師なんだろう...
いやいや、イケメン万歳なんだけどさ
はやく海十様に癒していただきたいわ
「さて、沙希。ここ座ろうか」
「はい...」
私は言われるがままに
自分の家なのにもかかわらず
彼の前で正座をした
「なんで俺が早く来たかわかるだろ??」
「ん??」と満面の笑みで聞かれ
逆にその裏が怖すぎて何もいえない