*Voice Love*【完】
「ご、ごめんね!!えっとね、まだ時間あるかなぁって思ってたんだけど、時間って経つのはやいじゃん??だからね...ほら!!ちゃんと宿題もやってあるし!!」
自分にできる精一杯の言い訳をした
もちろん、宿題はやってるよ
これで奏弥君の怒りが収まってくれたら...
と思ったら
彼の表情はその逆で
真面目な顔をしている
「奏弥君??」
「あんさ」
そう言って彼はテーブルの前に座った