*Voice Love*【完】


「海十様っ!!」


「はっ??海十様ぁ??

って、ちょっと待て!!」





抱きつこうとした私を

片手で突き放した





「あ、あなたが...海十様だったんですね」



「は??だから意味わかんないから!!

俺は奏弥だし!!勝手に他の人と勘違いすんな!!」



「そんなことない!!

私が海十様の声を間違えるわけがないもの!!」





顔はイマイチだけど←



制服だって

私が1番海十様の通ってる学校に

1番近いと思う制服の学校を

わざわざ受験したんだもの!!


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