∇TAB00〜その先にあるもの〜∇
∇栞サイド
「ただいま〜
あ゙ー疲れた.」
「おかえりなさい.
お疲れ様.」
お母さんが
出迎えくれた.
「県大会の選抜メンバーには
選ばれたの?」
「うん、まあ一応.」
「今年は
応援いこうかな、
去年は忙しくて
いけなかったし.」
「いやいや、いいよ.
忙しいんだから
休んでなよ.」
「いや、今年こそは
いくわ!
来年はもう受験だものね.」
そういって
お母さんは
鼻歌を歌いながら
リビングに戻っていった.
…今日は何か
いいことでも
あったのだろうか、