∇TAB00〜その先にあるもの〜∇
そんなこんなで
二人で朝練にむかうと
学校の前に
見知らぬ男性が
立っていた.
…見たことないな、
そう思っていると
急にその男性が
振り向いた.
「うわっ?!」
「あっ!」
そのまま肩を
ぶつけ合わせてしまい
二人とも地面に
ひっくり返った.
「あ、すいません.
大丈夫でしたか?」
「あぁ、あぁ、
はい、大丈夫です.」
「ほんとすいませ…」
その人はそう
謝ろうと頭をさげると
そのまま止まった.