∇TAB00〜その先にあるもの〜∇



理香子さんの家は

本当に俺の店から

近かった.







「狭いけど

入って.」





「お邪魔します.」










家に入ると

きれいに掃除された

リビングに通された.








「ちょっと待っててね.

いまから作るから.」





そういいながら

エプロンを結ぶ

理香子さんが

なんとも色っぽく見える.








「ん?啓くん、どうしたの?」






しかもこのタイミングで

名前で呼んでくるとは.








「理香子さん…

…その、ほんと色っぽ…」








そういいかけると

今度はソファに

押し倒された.




< 26 / 88 >

この作品をシェア

pagetop