∇TAB00〜その先にあるもの〜∇




「…うまっ.」




「だろ?

俺の最高傑作だからね.」






「…そっか.

コーチ、料理屋やって

たもんね.」





「おっ.

その情報さすがだな.

なかなか知ってるやつ

いないのに.」






「まあ、

ずっとお手本にしてきたからね.」





「あ、そうなの?」





嬉しそうに微笑む

コーチの顔を見るのが

なんだか恥ずかしくなり

オムライスに

視線を移動させた.




< 50 / 88 >

この作品をシェア

pagetop