∇TAB00〜その先にあるもの〜∇









「Hってさ

男からふつう

せめるものよね?」









……

…………





「はぁーっ?!!」






「ちょ、栞!

夜中なのに声が大きいわよ.」




「いや、

お、お母さん、


その年でまだ


その…するの?」





「あら当たり前じゃない!

年なんて関係ないわ!


栞の経験も聞かせてよっ!」





「いや、お母さん

ごめんなさい、あの

そういうこと

経験ないんで…」




「!?」






口をあけて唖然としている母の

横をさらりと通りすぎ

ようやく自室にこもる.





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