∇TAB00〜その先にあるもの〜∇


「い、いゃ、

なんにも!!

それじゃ、俺、

こっちだから!!


また明日!!」




「うん、また明日….」




なんだか慌てて

帰っていく雄太さん.




…そっちは

行き止まりだったような

気がするのは

私だけでしょうか?








しばらく歩いて

家にむかう.





「ちょっと

遅くなっちゃったかな…」




時計を気にしながら

足をすすめると

家の玄関にまた

男女の姿をみつける.



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