おさな恋
あたしと寛斗は、公園のベンチに座っていた。

「気持ちいいー」

「そうだな。」

・・・あたしは、ひとつだけ不満があった。

「ねぇ・・・寛斗。」

「ん?何?」

「ひとつ、言いたいことがあるんだけど。」

「何だよ、怖い顔して?」

「寛斗は・・・例え間違いでも、キスしたんだよね?水野先輩と。」
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