いつも突然な君《番外編》

「春野さん」


ボケッとしてたら、沼上先輩に声をかけられた

…サボってたのバレた?


「あ、すみません。戻りますね」

「いや、いいんだよ?休むのも大切だからね?」


っと、極上の笑顔をくれる先輩

やっぱり、素敵だなぁ


「あのさ…今日、一緒に帰らない?」


先輩の笑顔に見惚れていると、先輩が言った

え?
いいの?!


「ダメ…かな?」


私が黙っていると、照れながら聞いてくる先輩

あぁ、今私キュンってした…


「あの、よろこんで!」

「本当に?!じゃ、帰り待っててね!」


また、あの素敵な笑顔で言うと、先輩はコートに戻って行った

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