いつも突然な君《番外編》
どうしよう!
嬉し過ぎて顔ニヤける
現在、部活も終わり
先輩を待っている私
先輩が来る前に、ニヤける顔を引き締めないと
「お待たせ、ごめんね?待たせちゃって」
背後から、聞こえてきた声に、顔を引き締める
「いえ、全然待ってないですよ?」
大丈夫かな?
私の笑顔不自然じゃないかな?
「じゃ、行こうか?」
先輩がそう言って、手を出して来た
え?!
手を繋ぐの!?
いや、嬉しいんだけど心の準備が…
でも、せっかくのチャンス
無駄に出来ないよね!
覚悟を決めて、先輩の大きな手に、自分の手を差し出す