いつも突然な君《番外編》

「田中さんは?…脈ありそうなの?告白」


あぁ、それを聞いちゃうの?

ってゆうか、私が告白するの決定事項なの?


「脈…ないよ。だって、私の完全なる片思いだもん」

「…そっか」


なんだか微妙な顔で、鳥居くんが相づちをした


「あのさ…田中さん。明日、バイト終わり暇?」


明日のバイトも、確か鳥居くんと一緒だった気がする

そして、お昼までだった気がする

午後の予定…特にない


「うん。暇」


だから、素直に答えた

すると、鳥居くんが何かを差し出した

< 51 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop