アリスのいた街

ハズミによってつれてこられたのは、隣町にある大きな総合病院。





ユ「ここに…アリスが…？」

ハ「ユウリがあったのは…

　　多分、私のお母さんだよ。」




びっくりしてハズミをみると、ハズミはアリスの格好をしたまま病院を見つめていた。

なんか光景がシュールだな





ハ「お母さんね、一昨年くらいまではこの格好であのパーティでてたんだけど…

　　去年から体調崩し始めて。
　　もう…ダメみたいなんだ」

ユ「え…？」

ハ「いろいろ、やってきたんだけどね。
　　余命っていうか…その…さ。
　　とりあえず、行こう？」






ハズミに手を引かれる。
俺はビックリして立ち止まったままだった。







ハ「…行くんでしょ？
　　お母さんに…



　　アリスに会いにきたんでしょう？」








強く手を引かれ、俺は歩き出した。










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