アリスのいた街
ア「灯りの見える、あの街。
そこはアリシア、よ。
そこを抜ければもうリーナルタに着くわ」
ユ「なっげぇなー」
ア「黙れ家出少年」
ユ「んだとこ…あ」
ア「?」
建物を抜けて街を出ると、そこには見覚えのある男がいた。
爺「ぼっちゃま!!!!!」
ユ「爺!!」
俺は灯りと、爺に向かって走り出した。
爺「ぼっちゃま…あぁ…ご無事で何より…」
ユ「あのな!アリスがここまで連れてきてくれたんだ!」
爺「アリス…様でございますか?」
ユ「あぁ!アリス!!こっちこ……あれ?」
さっきまでいたであろう場所にアリスはいない。
俺はキョロキョロと辺りを見渡すが、どこにも、そのアリスらしき人物は見当たらない
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