SEVEN WINGS
廊下を進み、つきあたりの大きなドアのところで、ウィータさんは立ち止まり、一度振り返った。
「ここが私の部屋よ。好きな時に入ってもいいけど、中のものには、許可なく触れてはだめよ。億単位の物を弁償できるのならかまわないけど」
億単位!? 絶対触れないように。そして、極力入らないようにしないと。何があるかわかったもんじゃない。
「まぁ、私はどんどん、遊びに来てほしいのだけど。心がけるのはいいことよ」
ちょっと思うんだけど、いま声にはだしていないよね? さっきから、僕が考えていることがわかるような言い方をしてるような気がする。
「正解。そう、私は心を読めるわ。まぁ、そんなことは置いといて。早く部屋の中に入りなさいな。お菓子でも食べながらお話しましょうよ」
「そうですね……」
「ここが私の部屋よ。好きな時に入ってもいいけど、中のものには、許可なく触れてはだめよ。億単位の物を弁償できるのならかまわないけど」
億単位!? 絶対触れないように。そして、極力入らないようにしないと。何があるかわかったもんじゃない。
「まぁ、私はどんどん、遊びに来てほしいのだけど。心がけるのはいいことよ」
ちょっと思うんだけど、いま声にはだしていないよね? さっきから、僕が考えていることがわかるような言い方をしてるような気がする。
「正解。そう、私は心を読めるわ。まぁ、そんなことは置いといて。早く部屋の中に入りなさいな。お菓子でも食べながらお話しましょうよ」
「そうですね……」