SEVEN WINGS
「はぁーっ!」
 気合いを込めて、火の玉を出すところを思い浮かべる。
「うるさいから、黙ってやって」
 いつの間にか、近くにティアがいて、文句を言われた。 
「分かった。でさぁ、昨日何があったの?」
 「………………。これ、真面目にしないと、なにされるか、分からないよ。気をつけて」
 そう言って、足を引きずりながら、、遠くへ行ってしまった。
 ティアは生半可なことで、あんな風に言うやつじゃない。
 それからは、一生懸命死ぬ気で頑張った。
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