SEVEN WINGS
「これでよろしいでしょうか?」
 ティアはごく普通に水の玉を出した。
「練習の結果、水に関するものならばある程度の物を、自由に出せる様になりました。形もこのようにある程度は変化することが可能です」
 ティアは手のひらの上で、水を自在に操っている。どこかの手品でも見てるようだった。
「うん。まぁ、まだコントロールが酷いけど、2時間にしてはまずまずね。じゃあフォル君。次、どうぞ?」
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