SEVEN WINGS
「こんにちは、お久しぶりね」
「…………久しぶり」
 ウィータさんは挨拶はしてくれたが、目も合わせてくれず、ティアは、いつも通りで、こちらも落ち込んでしまう。
「ティアちゃんは、私が出来る限りのことは、したわ。早速旅立ってもらうから、適当に準備しなさい。じゃあ、そういうことだから」
 それだけ言うと、どこかへ言ってしまった。
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