王子と秘密の甘い時間。
ピピピピ……♪
「ん゛ー……。」
私は目覚ましの音で目を開けた。
「ぅ……わ。」
最悪。
制服のまま寝ちゃってた。
ぐぅぅぅぅう。
お腹がなる。
そういえば私、
昨日学校から帰ってきて、お兄ちゃん追い出して、
ベッドに大の字にダイブしてからの記憶がない。
……そのまま寝ちゃったらしい。
私はとりあえず、
シャワーを浴びるために、お風呂場へ向かった。
「………お兄ちゃん?」
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