2番目の恋人
「ショッピング終わったら、新しく出来たカフェ行かない?」
「うんっ!」
詩織はずっと励ましてくれてた。
あたしが今、こうしていられるのも詩織のおかげなんだと思う……
それからあたしたちはお揃いのスカートを買って、新しく出来たカフェに来た。
「うわっ、やっぱり新しいだけあって、おしゃれだね―…」
詩織って、何気新しいの大好きだもんね。
新発売とか絶対買うし。
「何頼む?」
メニューを開きながら、ワクワクしたようにあたしを見る。
「んん―…そうだな―…」
色んな種類があって、迷ってしまう。
「ミルクティーにしよっかな?」
「えっ?じゃあ、あたしもそれにしよ。」
詩織も同じのを頼んだ。
ついでにケーキも頼んだ。
あたしはモンブラン、詩織はチーズケーキを。