2番目の恋人


「よしっ!じゃあ、あたし職員室寄るから先に行くね♪」


「あ、あぁ―…」


「あっ、それと皐くん!」


「ん?」


「最後に、ちょっと意地悪、許してね♪」



「は?……ちょっ!愛華!?」



俺が引き留める前に、走り出していなくなった愛華。



意地悪って、一体何だ……?




………――――――――




「莉緒、着替え終わったか?」


「う、うん……」


さっきまで寝ていた莉緒が起き、服を着終わったみたいだ。



「あっ、ねぇ皐。」


「ん?ブラのホック付けられない?」


「なっ///違うし!変態///」



あぁ―あ。



こんな可愛い反応しちゃう、莉緒が悪いんだよな。



俺が莉緒をイジメたくなるのは……



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