2番目の恋人


「……へ?」


「確かに愛華に好きだと言ったけど、それは家族みたいに好きだって言ったんだからな」


「えっ!?そうなの!?」



パアッと明るくなる莉緒の顔。


「ぷっ……分かりやす。」


顔に出過ぎだろ。



「わ、悪い?」


「悪くない。悪くない。」



むしろ、表情を表に出してくれるようになって嬉しい。



前は自分を表になかなか出そうとしなかったから……



「よし、じゃあ莉緒、リビング行くか。母さんたちが居るだろうし……」


「う、うん……」


「なに?緊張してるの?」



「だっ、だって……」



なんか、可愛い……



「大丈夫だって、莉緒なら。なんたって俺が惚れた女なんだからさ」



「っ///顔赤いままじゃ、なおさら会えないよ―///」




本当に……俺の惚れた女は可愛すぎです。



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