部活恋愛!
必死に、落ち着こうと深く息を吸う。


「…もう、最後なんだなって、思って」


「………」


そう。

俺と美鈴は、もう高3。

これが、最後の試合、応援になる。


「なんだか寂しいもんだね。…最後って」


「あぁ…」


しんみりとしたまま、俺は美鈴と別れて家に帰った。


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