部活恋愛!
「…?!」


「ちょっ…、友理(ユリ)っ?!だ、誰がダンナよ、バカ!」


美鈴は、顔を赤くしながらそう怒鳴って俺の所にくる。


麻生は、「お邪魔虫は消えまーす♪」と、ニヤニヤしながら去っていく。

美鈴は、そんな麻生を睨むと少し不機嫌そうに俺に言った。


「…何か用?」


「あ…、これ、出場選手決まったから、渡そうと思って」


そう言って、持ってきた白い紙を美鈴に渡した。

「え…、決まったの?!祐介は?!」


「俺?出るけど」


そう言うと、美鈴は安心したように満面の笑顔で笑う。


ドキっ…。


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