ぼくらのハーモニー Ⅲ
♪第二楽章 星空の下で
1 yuta hara
「・・・。」
「何黙ってんの?」
「・・・いや。」
「なんで涼太がいなくなると元気なくなっちゃうわけー?涼太依存症ですかー?」
だって、告白の返事しろって!
どういうタイミングで?!
まずこくられましたか?!
こんな陽気に普通に話してるのに!?
普通だったら、もっとなんかなるでしょ!!!
「だからー。おーい。依存症ッ!」
「依存いうなッ!てか依存してねぇし!」
「オッ!戻ってきた!」
「何だお前!」
「お前こそッ!」
「・・・あのさ。」
俺はこんな微妙なタイミングで切り出してしまった。