ぼくらのハーモニー Ⅲ
「・・・え?」
「いつまでもグダグダいってんなっつの。」
嘘?
え?
峰・・・が
キレた・・・?
公園のベンチから立ち上がって、こっちを向いて言った。
「だいたいね、あんたがそうグダグダ言ってんの聞いた柚希ってどう思うと思う!?あんたがそんなこといちいち気にしてたら、柚希エンジョイできないでしょ?!あんたは、いつまでも被害者ぶって!なんかわかんないけどカッコつけて!自分の気持ち素直に伝えてそれでもダメな人だったんじゃん!だから、そこは原に譲るしかないじゃん!いつまでも柚希柚希って・・・柚希はあんただけのものじゃないんだから!」
そういって峰は、公園を出て行った。