新しい恋
お腹が空いていたからがっついて食べたものの

はち切れそうなくらいで歩いて帰るのがキツかった

やっと駐車場にたどり着いて特に見たいものはないので帰ろうとなった

途中でこの間テレビに映っていた餃子屋があったので買って帰った

ホントはもうすぐにでも自宅に帰りたかったが

彼を送らなければならないし必然的に彼家に寄ることになった

おばさんが遊びに来ていてお久し振りですと挨拶した

髪を切ってから初めて皆に見せたが短い方が似合うと言ってくれた

茶の間で寛いでまだお腹は減っていないが夕食をご馳走になった

彼部屋に行きテレビを見ていたら彼友から電話があってお金を貸してくれと言う事だったみたいだ

余裕は無いが貸してくると出かけて行った

帰り道にお金の話になって親が車の税金を払っていなかったやら

実はお父さんが保証人として借金をしていた事

それが審議をしてあと何十万で全て終わりになる事になったということを聞かされた

前からその事で頭を悩ませていたみたいだった

もしそれがなかったら自分達にその借金を背をわされる事になったかもしれないからだ

お金にはルーズだが借金があったからだった

映画館に入る前にお財布をごそごそしているなと思ったら

一万だけだけど貯金しておいてとカードと通帳を渡された

自分で言った手前キツくなりそうだけれどやはりと思ったのだろう

帰り際に五千円もプラスしてたし

それなのに友達に貸してしまうという…

絶対に返してくれるというのもあるから貸すのだと思うけれど

人が良すぎると言うのか…

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