私と彼の歩く道


学校の風景は、何も変わってないのに、気持ちが変化すると、見える景色が違う。



あんなに、白黒の世界だった学校は、郁斗と付き合ってから、カラフルな色に変わった。



「優子、今日は一緒にお昼食べない?」


あれから、ずっと避けられてる…。


でも今日は、思い切って声をかけてみた。


それなのに、優子は、やっぱり私を無視して、行こうとしている。



「優子!ちょっと待ってよ」




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