私と彼の歩く道


「ちょっと、香織!どういう事!?」


ゴミ箱を持ってたまま、しばらく呆然としていると、優子がやって来た。

優子は、一年生からの親友で、大人ぽい美人。


頭がいい上に、背が高くスラッとしていて、女から見ても羨ましい。


そんな人なのだ。


「どういう事って言われても…」


クラス中が、私と優子の会話に、聞き耳を立ているのが分かる。


そんな中、さっきの話しをしたのだった。




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