私と彼の歩く道


あれは、私にとって、何より大事な宝物なのに。

探しに行かなきゃ!


「おい!香織、どこに行くんだよ!?」


派出所を飛び出して、さっきの場所へ戻る。



だけど、いくら探しても、指輪は見つからなかった。


私の指に、ピッタリはまってたのに…。


何で?


何で外れちゃったの…?



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